読書
本シリーズは、森博嗣氏のシリーズの天才役、真賀田博士に焦点を当てた、他のメインストーリーのサイドストーリー的な位置付けです。 彼女の圧倒的な抽象的思考は、訳が分からないので、一旦、置いておこうと思います。また、時間軸が入り乱れていたり、同時…
第23回で書いたとおり、途中で飽きて止める可能性もあったのですが、なんだかんだシリーズ全10作を読んでしまいました。感想としては、面白かったです。 ミステリー作品としての面白さ(謎解きや犯人の動機等)というよりも、犀川先生や西之園嬢、真賀田…
第22回に引き続き、森博嗣氏の著作です。 大要、人は、主観的・具体的というよりも、もっと客観的・抽象的に物事を考えると良い、ということが書かれていました。 主観的よりも客観的に考えた方が良いということは、客観的なデータに基づかず自身の思い込…
毎日、同じような生活を送っていると、自分の身の回りに起こることは大体予測することができるようになり、引いては、この社会の出来事は全て自明であると思うようになる節があります。 しかし、自分の生活圏とは異なる領域をのぞいてみると、自分の全く知ら…
私が読書をする時は、特に最近は、気になったテーマについて答えのヒントを得るために、本を選び読書をすることが多いです。ですので、娯楽である小説を読むことは、ほとんど無くなっていました。 今回、森博嗣氏の小説を読んだのは、彼の著作から新しい視点…
前回に引き続き、森博嗣氏の著作です。すっかり、マイブームになってしまいました。それだけ、毎度学びがあるということだと思います。 勉強とは、釘打ちみたいなものであり、釘打ちを学ぶことが楽しく感じられる唯一のケースは、作りたいものが目前にある場…
前回の読書をとおして、ベーシックインカムについて新しい視点を得たので、これまでのベーシックインカムについての私の意見(第10回、第15回参照)をアップデートするべく、記録しておこうと思います。 私がベーシックインカムを導入すべきと考える主た…
前回に引き続き、森博嗣氏の著作です。 内容は、本のタイトルのとおりなのですが、「仕事に希望が無く、どうしたらいいですか?」という相談に対し、これは相談でも質問でも無く、自分の現状を分析しているもので、その分析は多分正しい、という回答が印象的…
最近、自分は孤独であると漠然とした不安を抱えることが増えていたので、孤独とは何かということを正確に把握したいと思い、本書を読んでみました。 孤独が現れるのは、孤独ではない状態からの陥落である、と述べられていて、仕事についても友人関係について…
第17回のブログを書いた後、ゼロサムゲームとノンゼロサムゲームについて考えてみました。 ドーキンス氏が述べていた、離婚裁判と弁護士費用の例は、一見ゼロサムゲームのように見えるものを、双方の弁護士が胴元である囚人のジレンマゲーム(ノンゼロサム…
私は、進化生物学等は完全に専門外の素人ですが、YouTubeのどなたかの動画で見て、気になったので、読んでみました。 1 遺伝子の生存機械 私は、大勢の日本人の方々と同様に、信仰深い人間ではありませんから、神がこの世界を作ったのではなく、この世界は…
今回も、読書の感想回です。中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されていた本で、気になったので読んでみたところ、自分も独立を考えている身なので、学びがありました。日本の学校では、ビジネスについて学ぶ機会が本当にありませんよね。外国の学校だと、ある…
読書の感想回です。日頃、中田敦彦さんのYouTube大学の動画や、セカンドチャンネルの動画を見ていて、配偶者でいらっしゃる福田萌さんが本を出されることを知って、試しに読んでみました。 内容としては、これまでのご自身の人生やその時々のお考え等がリア…
最近、私の中で、成田悠輔さんが熱いです。彼は、学者さんのはずなのですが、最近やたらメディア露出が多いです。彼の、どんな人が相手でも、ニコニコと会話を楽しみ、それでいて言うべきことはしっかりと言うところに、本物の知性を感じます。カッコよく、…