itimoのブログ

有資格業。自分の人生の迷走を記録します。

【第8回】福田萌さん著『「中田敦彦の妻」になってわかった、自分らしい生き方』を読んで

読書の感想回です。日頃、中田敦彦さんのYouTube大学の動画や、セカンドチャンネルの動画を見ていて、配偶者でいらっしゃる福田萌さんが本を出されることを知って、試しに読んでみました。

 

内容としては、これまでのご自身の人生やその時々のお考え等がリアルに述べられていて、面白かったです。

 

傍から見たら、公私共にとても充実していらっしゃるように見えます(詳しくは存じ上げないのですが、本書中で、中田敦彦さんの口から、福田萌さんが社会奉仕活動を行っていらっしゃることが、語られています。)。しかし、ご本人としては、「何もしていない、何もできていない」と考え、「母でもなく、妻でもなく、私として、自分の人生を生きたい」と考えていらっしゃるとのことで、人間、その人なりの苦悩があるものだな、と思いました。

 

ただ、本書の内容から伺える福田萌さんのしなやかな強さから、福田萌さんは、今後も、ご自身が納得のいく自分らしい人生を生きていかれる方なのだろうな、と思いました。

 

本書中の娘さんの、福田萌さんに対する(9歳の子供が述べたとは思えない大人びた)評価からも、福田萌さんが立派なお人柄であることが伺えました。

 

苦悩と言えば、私は、彼のオンラインサロンこそ入っていませんが、割と中田敦彦さんを主にYouTubeで追ってきた人間です。しかし、彼ほど実力のある、自信にも満ち溢れているように見える人が、常に「仕事で呼ばれなくなったらどうしよう」という不安を抱えていたというのは、初めて知り、意外でした。YouTubeに出会い、そのような不安を感じることが無くなり、精神的な安定を得たとのことでしたが。これも、人間、その人なりの苦悩があるものだな、と。

 

以上、読んでいただき、ありがとうございました。