itimoのブログ

有資格業。自分の人生の迷走を記録します。

【第9回】西野亮廣さん著「夢と金」を読んで

今回も、読書の感想回です。中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されていた本で、気になったので読んでみたところ、自分も独立を考えている身なので、学びがありました。日本の学校では、ビジネスについて学ぶ機会が本当にありませんよね。外国の学校だと、あるのでしょうか。その分、ビジネスについて、伸びしろがたくさんあるということで。

 

振り返ると、独立したいと言っても、今所属している組織に安住していると死に際に後悔しそうという漠然とした考えがあるのみで、明確な夢がある訳ではありません。これについて、「やりたいこと」がある日突然降ってくることは無く、「やりたいこと」や「モチベーション」を生んでくれるのは「小さな結果」であり、とりあえず始めてみないことには、何も始まらない、とのこと。その通りだな、と思いました。

 

とりあえず始めてみるには、お金が必要ですが、「機能」を売るやり方だと、薄利多売から抜け出せず、そうすると、常に仕事に追われて夢に近づけません(現実的には、働いても働いても生活が楽になりません)。「機能」に高値が付かない今の時代、我々が売るべきは、「機能」では無く「意味」である、具体的には、「応援シロ」(伸びしろのようなもの。)や「お客さん同士のコミュニケーション」である、と。センシティブな事柄を扱う仕事であれば、「応援シロ」ですかね。

 

「応援シロ=目的地-現在地」であり、目的地と現在地を周囲に共有し続けることが重要である、とのことですが。目的地が明確であることの難しさを、感じているところです。仮にクラウドファンディングをやるようなことがあれば、まさしく「応援シロ」の考え方が必要になりますから、目的地と現在地を共有することを忘れないようにしたいと思いました。

 

日頃馴染みの無い分野の話だったこともあり、勉強になる本でした。以上、読んでいただき、ありがとうございました。