itimoのブログ

有資格業。自分の人生の迷走を記録します。

【第4回】仕事と独立について

後悔の無い人生を生きるという目的を掲げる上で、仕事というのは、時間的にも(1日のうち多くの割合を占めます。)精神的にも重要なウェイトを占めると思います。

 

私は、とある有資格業の仕事をしていますが、進路の選択については、当時の自分として妥協することなく自分の進路を選択することができていたと思います。もっとも、実際にその仕事に就いて目の前の業務をこなしていく日々になり、「単調であるし、嫌な気持ちになることもあるし、自分のやりたかった仕事とは、この仕事であったのだろうか。」と心に迷いが生じてきました。

 

独立については、私は失う物が(お金くらいしか)無い身であるので、挑戦したいのであれば挑戦してみれば良いのだと思います。また、独立すると、やりたくなくても組織に所属している関係上やらなければならない一部の仕事から、解放されるというメリットや、組織に所属している場合よりも自分のペースで身軽に動けるというメリットがあります。

 

もっとも、職種は変わりませんので、組織に所属していようと独立しようと、上記の「自分のやりたかった仕事かどうか」問題は解決しないのではないか、という懸念が生じます。これについては、「四の五の言っていないで、行動してみなさい」という、これまで耳にタコができるくらい聞いたことがある使い古されたフレーズが該当します。上記懸念も、組織に所属している立場から独立して状況が変わることによって、見え方や感じ方、考え方が変わることもあるかと思います。

 

また、独立すると、現状の安定を捨てることになります。仕事も顧客も、自分で探さなければなりません。しかし、独立してダメだったら、組織に所属し直せば良いです。一度独立したら二度と組織に所属し直すことができないというものではありません。また、ここからは私の推測ですが、おそらく、専門性を磨くことよりも、目の前の顧客の希望を把握し、それを実現するべく行動するということの方が、仕事をする上で重要なのではないかと思います。周りの同業者を見渡しても、専門性が必要な仕事をしている様子は無く、目新しさは無い、しかし、その顧客からすると重要な仕事をしているようです。

 

ところで、仕事と言えば、昨今、GAFAのようなグローバルメガテック企業を日本が生み出せなかったことにより、日本経済は世界から後れを取ってしまったと言われています。確かに、事実としてそうであって、我々は、今後も、GAFA等の提供する製品・サービスに囲まれて生活していくことになると思われます。

 

もっとも、それはそれで便利な生活であり、今後もより便利になっていくことが見込まれます。また、次に台頭すると目されているweb3や宇宙産業において、日本人として日本経済を牽引するような名誉ある地位を占めようなどと、私自身考えていません。また、外国で仕事をしたいといった意思が無ければ、日本にとどまり仕事をする、で何ら問題は無いでしょう。付け加えると、外国で仕事をすることは、必ずしも外国人に向けて仕事をすることを意味せず、日本にとどまり仕事をすることは、必ずしも日本人に向けてのみ仕事をすることを意味しません。

 

外国産の製品・サービスであろうが、生活が便利になるのであればそれらを利用しつつ、自分の得意な仕事、したい仕事をする。それこそが、仕事の面で後悔の無い人生を生きるに当たって、大切なことなのではないかと思っています。

 

以上、読んでいただき、ありがとうございました。